「パパ、あれが氷河なの？」 小学一年生の息子は、アルゼンチンのロス・グラシアレス国立公園にあるペリト・モレノ氷河を見て目を輝かせた。
「そうだよ。すごいだろう？この氷河は、南極やグリーンランドに次いで世界で3番目に大きいんだよ」
アラフォーサラリーマンのけんは、息子と一緒に世界遺産を巡る旅をしていた。
仕事が忙しくて家族と過ごす時間が少なかったけんは、自分の夢でもあった世界遺産の旅を実現することにした。
息子も興味津々で、毎回色々な質問をしてくる。
「パパ、氷河ってどうやってできるの？」
「ええとね、雪が積もって圧縮されて氷になって、それが山から流れてくるんだよ。このペリト・モレノ氷河は、約30キロメートルも長くて5キロメートルも幅があるんだ。高さも60メートル以上あるよ」
「すごーい！でもね、パパ。氷河って動くの？」
「動くよ。毎日数センチメートルずつ動いてるんだ。時々ドーンって音がすると思わない？それは氷河が割れたり崩れたりした時なんだよ」
「へー！じゃあ見てみたい！」
息子は興奮して観測台から氷河を眺めた。
青白く輝く巨大な氷塊が目の前に広がっていた。
しばらくすると、ドカッという音がした。
「見て見て！あそこ崩れた！」息子は指さして叫んだ。
確かに氷河の一部が落ちて水しぶきを上げていた。
「すごいね！これは珍しい光景だよ」
けんも感動してカメラで写真を撮った。
二人はしばらくその場で氷河の動きを見守った。
「パパ、次はどこ行くの？」 息子は気になって聞いた。
「次はね、チリに行こうかな。そこにも世界遺産があるんだよ」
「チリ？どんなところ？」
「チリは南米の細長い国でね、海岸線や山脈や砂漠や湖や火山や森林など色々な自然があるんだよ。その中でも有名なのがイースター島っていう島なんだ」
「イースター島？何があるの？」
「イースター島にはモアイ像っていう大きな石像があるんだよ。誰が作ったかも何の意味があるかも分からない不思議な像なんだ」
「へー！見てみたい！」
「じゃあ、行こうか。チリに向かって出発だ！」
けんは息子の手を引いてバスに乗った。
「パパ、ありがとう。楽しかったよ」息子は笑顔で言った。
「いやいや、こちらこそありがとう。君と一緒に旅ができて嬉しいよ」
けんは息子の頭をなでなでした。
二人はバスの窓から氷河を見送りながら、次の目的地へと向かった。
現地には一切行ってません。
Ｂing チャットで作成した旅行記です。
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